2013/05/29

マイクロチップ入れました

いつになるかわからないけど、
いずれ日本に帰る日が来るので
その準備一弾として個体識別のための
マイクロチップ(ポル語ではmicrochip(ミクロシッピ))を
獣医さんに入れてもらいました。



こんな箱にやや太めの注射器が入ってて、
それを首のあたりに刺すというもの。
日本に入国するにあたり使用が推奨されているISO11784/11785に準拠していることが
しっかり記載されていて一安心。


サンバ行きつけのイパネマの獣医Black Tieの診察室はこんな感じ。



これからこの台の上でチップを入れてもらいます。



さて、その時が来ターー!
ちょっとガタイのいいお兄さんに押さえてもらって、、、




獣医のイザベラ先生にアルコール消毒をしてもらって、、、




間髪開けずに、プスーーー!

通常の注射よりも太めの針で、プスッの瞬間は
「ヒャイーン」と声をあげたサンバ。
でも一瞬で終わりました。

がんばった後は大好きなジャーキーのご褒美。
獣医さんからもスペシャルでクッキーのご褒美。
何事も無かったかのようにガッツくサンバ。
よくがんばりました!

読み取り器を当てて、ちゃんと入った事を確認。
ちなみに首の左側に入りました。

その後も、先生達から
「chipado! (シパード!) chipado!」<ポル語で「チップ入り」の意味>と
猛烈にいい子いい子されてご機嫌のサンバ。


そのご機嫌のうちに、
日本帰国に必須の狂犬病ワクチン(Vaccina Contra a Raiva)の接種も。
生ワクチンでは日本入国が認められないので
不活化ワクチン(inativada)であることをしっかり確認。



今度の針は極細。
右股にスッとさして終了。

とはいえ、一日に2本の注射、サンバよくがんばりました!


本日のお会計:
マイクロチップ 150レアル(約7500円)
狂犬病ワクチン 50レアル(2500円)


そして、ついでに
「"狂犬病に罹患しない抗体を持っている"という検査ができますか?」と聞いたところ
「できるよ」との回答!
BlackTieでは採血後ヨーロッパの検査機関に送って検査をするサービスを
行っているとのこと!
お値段は600レアル(約3万円)。

しかもその日は偶然、
これからベルギーに渡航という
ジャックラッセルテリアちゃんが隣の部屋で採血中。
「ほら見て!」とドアを開けて「ハーイ」的な。

日本に帰国するには、
農林水産省お墨付きの専門機関による
「狂犬病には罹患しない抗体を持っている」という証明書が必要。
しかしあいにく、ブラジルにはその機関が無いので、
ヨーロッパや北アメリカの機関に依頼せさるえなく、
多くの飼い主さんを悩ますポイントに。

特にリオにはその手順がわかる獣医すらいない、
という話を先輩飼い主さん達からきいており、
サンパウロの相応の手数料で請け負ってくれる獣医に
頼むしか無いと覚悟してました。

でも、なーんと行きつけの獣医でできる事が判明!

もっとしっかり確認する必要はあるものの、
サンバをサンパウロまで(バスで6時間)連れて行かなくても済むかもしれない
可能性にちょっとハッピー!
受付でベルギーに渡る先輩ジャックラッセルを眺めるサンバ

このBlackTieという獣医は
散歩中、リオによくいる”おせっかい”(良い意味で)な犬好きおばちゃんが
「獣医はBlackTieがいいから、あそこに行きなさい!」と半ば強引に薦めてきたことが
きっかけで知った所。

おばちゃんありがと〜!



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